体毛は恥ずかしいことじゃない! 毛に対する過剰な意識を見直すきっかけに
授業前と授業後に「毛のことを話すのは恥ずかしいですか?」というアンケートを取ったところ、授業前に「恥ずかしくない」と答えた子どもが31%であったことに対し、授業後は48%に増加。
授業を通して、約半分の子どもたちが「体毛が生えるのは当たり前で、自然なこと」と理解し、毛が生えることを体の成長の証とポジティブに捉えることができるようになったと考えられる。
また、参観した保護者からは、「性教育や体毛に関する授業を子どもと一緒に聞けてありがたい。親子間でどのように会話を切り出すか迷っていたが、スムーズに話すことができそう」「自分の今までの体毛ケアが間違っていたことが分かった」という声が上がった。
体毛について親からはなかなか話しにくく、切り出し方を間違えれば子どものコンプレックスになってしまう可能性もある。そのような話題を授業の中で知ることができたのは、保護者にとってもプラスになったのかもしれない。