気になる毛は、「正しく」処理を

後半は、シック・ジャパンが体毛に関係するクイズなども交えながら授業を展開。

話の最初に「毛が生えることや、毛を剃ることは恥ずかしいことではない。みなさんに毛をもっと好きになってもらいたい」ということが伝えられたほか、正しいシェービングの仕方をレクチャーする時間も設けられた。

講義の中では、代表となった子どもたちに実際に毛を剃る練習をしてもらい、体験を通して正しいシェービングを学ぶ機会も。

65%の小中学生が「体毛をケアしたい」。小学校では「体毛の授業」も_2
シック・ジャパンが小中学生に行った体毛ケアに関する調査(PRTIMES)

シック・ジャパンが行った調査では、小中学生の約65%が「体毛をケアしたい」と考えている一方で、61%が「正しい体毛ケアを知らない」と回答。

間違った処理はケガや肌の乾燥の原因になることもあるため、「たかが毛の処理」とあなどらずに、子どもにしっかりと正しい体毛ケアを教える必要があることが分かる。

授業では、「カミソリの刃と肌を、お湯か水で濡らす」「秒速3cmの速度で刃をすべらせる」という具体的な剃り方のほか、「家族でひとつのカミソリを共有しない」という衛生面についての説明も行われた。