「努力」して成長していく様を見る楽しさ
鈴木勝が始めたのは、Blenderというソフトをつかって3Dモデリングを行う勉強配信。インストールしただけの、全くの0からの状態で配信をスタートした。操作も含め一個ずつ手探りだ。
なにより本人がひとつずつ努力して学び、作品を完成させることを心から楽しんでいる。最初は球をつくるところから始まるのだが、次第にミニチュアの部屋を再現し、次に人間型モデルの制作へと進歩している。
「目に見えて成長するのを見るのが楽しい」という旨のファンのコメントもあがっているシリーズだ。普段触れないであろう技術でも、彼の練習配信を観ながら同じことを順にやっていけば、同じだけの技術がリスナーにも身につく、という刺激を与えてくれる配信なのも魅力だ。
165時間描き続けた「努力」が見せてくれたもの
グウェル・オス・ガールは「0からシリーズ」と題して、全く自分がやったことないものに挑戦する配信を意識してコンテンツにしているVTuber。そのひとつが「にじさんじ五十音順に描いたら童田明治の時には画力上がってる説」という、Twitterで話題になったイラスト練習法の検証だ。
実際に描いた人数は106人。累計配信時間165時間。一人目から順に描き続けていくことで、目に見えてイラストのクオリティが上がっていった。最初から上手じゃなくてもいい、やり遂げる姿勢の過程がエンタメなのだ、と彼は実証してみせてくれた。非常に長い配信シリーズながらも、彼の成長を追い続けたファンは多い。