8ヶ月ほど前、ある動画がお笑いファンを中心に注目を集めた。

なんでも15年間お笑いトリオ・ロバートを追い続けた少年が成長し、その後、ディレクターとしてテレビ局に入社。推しであるロバート・秋山さんとの番組を企画・制作したという。

熱狂的な愛を15年間注ぎ続けただけというだけでも十分な驚きだが、彼はそれだけにとどまらなかった。推しとの番組を制作する立場になり、今度はファンとしての軌跡を出版するという偉業を成し遂げたのだ。

“ロバート愛”で人生を切り拓いていく、メモ少年こと篠田ディレクターの熱量や行動力に引き込まれた人は少なくないはず。そんな篠田ディレクターのロバート愛あふれる著書を紹介するとともに、「推し」の存在について改めて考えてみたい。