推しとの最適な距離感

アイドルや俳優、アーティストなどさまざまな人やモノに対して「推し」がいる人は多いだろう。

余暇や休日に推しを全力で応援したい、推しと一緒に仕事をしたい、推しを支えたい…推しとの距離感や応援の仕方は人それぞれだ。

しかし、どんな仕事や立場であっても自分にとっての「推しとの最適な距離感」を見つけることが、より「推し活」を楽しむためのポイントだと思う。

推しへの愛の強さや行動力で、想像もつかない人生につながることもあるとメモ少年は教えてくれた。15年にわたってロバート愛を貫いたメモ少年もすごいが、その愛を受けとめ、少年が青年になるまでの間ずっと一線で活躍し続けているロバートもすさまじい。

ここでは紹介しきれなかったが、メモ少年と秋山父との心温まるエピソードや学園祭でのリハーサルの話など、突き抜けた推しへの愛が『ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。~メモ少年~』には、てんこもりだ。

絶妙な距離感でファンと接している「ロバート」のことも知れて、3人のことがより大好きになった。

ロバートの日本一のファンであるメモ少年は、テレビディレクターという「推しと一緒にモノづくりができる道」をつかみとった。

数年後、10年後…篠田ディレクターはどんな距離感でロバートとものづくりをしているのだろう。一お笑いファンとして楽しみでならない。

ロバートの元ストーカーからテレビ局員になったメモ少年に学ぶ「推しとの最適な距離感」‗01
小学生の頃のメモ少年
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