ノンアルを「第三の選択肢」に

お酒の味に近いノンアルコール飲料を求めているのは、どちらかというと飲酒経験が少ない若者より、「すでに飲酒が当たり前になっている年代の人たち」ではないかと桜井さんは考える。桜井さんの店舗に訪れる客層も、30代から50代が多いそうだ。

「年齢を重ねるうちに、お酒を飲むことのデメリットが気になり始めたり、『もしかしたらアルコールに依存してるんだろうか?』と、うっすらとした不安を覚えたりして、飲酒習慣を見直したいと考えている人が一定数いると感じています。そういう人たちがおいしいノンアルに出会うことで、無理にお酒を断つのではなく、楽しくソーバーキュリアスを実践できるのではないでしょうか」

30~50代に増加。あえて飲まない「ソーバーキュリアス」という価値観_6
「酔わないビール」を飲んでいるという印象(MARUKU提供)
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桜井さんは、日本国内でももっと、ソーバーキュリアスの魅力を知ってもらいたいと考えている。

「ソーバーキュリアスは『意識の高い人がやるもの』という感覚があるかもしれません。でも、『意識が高い』のは本来、とてもいいことですよね。『僕は・私はお酒は飲みません。お酒の代わりに、おいしいノンアルを楽しんでいます』という人が増えていけば、ソーバーキュリアスは自然と日本に定着していくと思うんです。

お酒を飲まないスタイルも多様性のひとつとして認められたり、『お酒か、ジュースか』ではなく、第三の選択肢として『おいしいノンアル』という枠が定着していくといいな、と考えています」

現在飲酒の習慣がある人は、まずは週に一回からでも「ノンアルを楽しむ日」をつくってみてはどうだろうか。今回ご紹介した銘柄を試してみればきっと、そのクオリティの高さに魅了されるだろう。

「仕方ないから、ノンアル」ではなく、「あえて、ノンアル」を楽しむソーバーキュリアス。限りある時間や人生をより有意義に、心身ともに健康に過ごしていきたい人に、ぜひおすすめしたいライフスタイルだ。

※MARUKUではケースまたはセット販売のみで、単品の取り扱いはありません。今回ご紹介した商品は、日本国内のリカーショップやスーパー等でも一部取り扱いがありますが、店舗によって販売価格は異なります。1本あたりの価格はあくまで目安としてご参照ください。