苦痛を感じたら料理をやめてみる

そんな毎日がんばって3食作っている人に「そんなにがんばらなくてもいいよ」と私は言ってあげたいですね。

食べる人は意外とマンネリを気にしません。不安な場合はご家族で会話してみてください。みんなそれほど不満には思っていないはずです。
味付けを変えるより馴染みのある味付けのほうが喜ばれるようですよ。
同じ味付けであっても、食材だけ変えて繰り返し出したとしてもマンネリにはなりません。

また、できれば「料理をやめる」ということをしてみてください。
なにも一生作らないということではありません。
ご家庭の事情はいろいろあると思いますが、「今週の昼は作らない」などと宣言して、やめてみてください。生徒さんの中で実践された人に聞くと、家族がそれぞれ外で食べたり、何か買ってきたりするなどして、作らないことは責められなかったとのことでした。

料理作りに疲れたら正直に言っていいのです。
無理なら無理と言って、頼れるものにはどんどん頼りましょう。
料理作りは、決してがんばりすぎないことが苦痛を乗り越える最大のポイントだと思うのです。