母親に対し「あおり運転されたから車から出た」と説明
事件は18日午後5時25分ごろに発生した。埼玉県警の発表によると、現場は東武野田線(七里―岩槻駅間)にある踏切だ。
捜査関係者によると加藤容疑者は踏切を渡った直後に自車を停車させ、後続の被害男性(56)が運転する車を踏切道内から出られない状態にした。直後に加藤容疑者は降車して被害車両に歩み寄り、「車間距離が近い」などと注意。踏切の警報機が鳴り始めると、自車へ戻ったという。
「午後5時26分ごろ、踏切内に残された被害車両に春日部発大宮行きの普通列車が衝突しました。男性は衝突の直前に車外へ脱出して無事であり、列車の乗客・乗員にもけがはありませんでした。この事故の影響で東武野田線は上下線計20本が運休し、約1万4000人の足に影響が出ています。
逮捕後の取り調べに対し、加藤容疑者は『殺そうとは思っていない』と殺意を否認し、『相手の車が1キロほど車間距離が近く、注意するために停めた』と供述。事件直後に実家へ立ち寄った際にも、母親に対し『あおり運転されたから車から出た』と説明していたようです」(社会部記者)
しかし、被害車両のドライブレコーダーには、遮断機が下りきるのを確認してから加藤容疑者が自車を発進させる様子が記録されていた。
県警はこうした行為から加藤容疑者に殺意があったと判断。加藤容疑者が主張する「あおり運転」の事実についても現時点では確認できておらず、列車往来危険容疑も視野に入れて捜査を進めている。













