クレジットカードは「更衣室で拾った」と説明

新澤容疑者は今年4月5日午後3時から午後5時20分ごろにかけて、渋谷区にあるスポーツ施設の更衣室で、施錠されたロッカーから50代の女性客のクレジットカード1枚を盗んだ疑いが持たれている。さらに盗んだカードを4日後の4月9日午後5時半ごろ、新宿区内の商業施設で使用し、化粧品2点(計1万3970円相当)を不正に購入した疑いも持たれている。

「新澤容疑者は数年前から同施設の受付でアルバイトとして勤務していました。施設を管理するためのマスターキーは2階の受付スペースに保管されており、従業員であれば持ち出せる状態だったのです。警視庁は、新澤容疑者がこのマスターキーを受付から無断で持ち出し、3階の更衣室にある利用客のロッカーを開けてカードを抜き取ったとみています。

現場となったスポーツ施設(撮影/集英社オンライン)
現場となったスポーツ施設(撮影/集英社オンライン)
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逮捕後の取り調べに対し、新澤容疑者はカードを使用して化粧品を購入したことについて『商品が欲しいと思って衝動的に使った』『化粧品が欲しくなった』と、詐欺容疑については認めています」(社会部記者)

一方、クレジットカードについては「更衣室で拾った」と説明しており、窃盗容疑については一部否認しているという。

今回の逮捕容疑は、女性客1人のクレジットカード1枚を盗み、約1万4000円分を不正利用したというものだ。しかし警視庁は、施設内で起きたほかの被害との関連についても捜査を進めている。

「新澤容疑者は、カードの暗証番号(PIN)入力やサインの必要がないことがある一定金額以下の買い物を何度もおこなっていたとみられており、これまでに施設内で確認された不正利用の被害総額は100万円近くにのぼるとみられています。

現段階では、これら約100万円にのぼるカード被害や現金がなくなった事案について、すべて新澤容疑者の犯行として立件されたわけではありません。警視庁は施設内で発生したほかの窃盗被害も含め、新澤容疑者との関連について裏付け捜査を進めています」(同前)

新澤容疑者
新澤容疑者