「今までとは違う自分を出せるんじゃないか」という期待
――このタイミングで写真集を発売するに至った経緯を教えてください。
雛形あきこ(以下、同) 去年の夏ごろに女性ファッション誌「ar(アール)」の編集部の方から「写真集を一緒に作りませんか?」とオファーをいただきました。普段は、若い女性向けの雑誌を手がけている方々が、私の写真集を作ってくださることに興味を持ちました。
これまでは男性目線の撮影というか、男性向けの媒体から写真集を出版していました。そんな中で、若い女性に向けて雑誌を作っている方々が手がける私の1冊は、これまでとは違うものになるんじゃないかという期待感を抱いて「せっかくなので、ぜひ」とお引き受けしました。
――10代、20代で数多のグラビア撮影を経験されたと思いますが、今回はどのような気持ちで撮影に臨みましたか。
今回は「女性目線で、今までとは違う自分を出せるんじゃないか」というところから撮影が始まっているので、自分にできることは、できる限りやろうと思っていました。着る衣装もそうですし、「こんな雰囲気の写真を撮りたい」ということも自分から伝えました。
撮影前に「こういうものを撮りたい。そのためには、こういうランジェリーや水着、こういった生地の服がいい」と、かなり細かくお伝えしたんです。それをきちんと反映してくださって、フィッティングの時間も重ね、「これでいいね」としっかり決めてから撮影に臨みました。
「久しぶりに水着を着るぞ」と意気込んだり、当時を懐かしむというより、選んだアイテムを身に着けることで、“今の私を表現できるんじゃないか”という気持ちでした。














