現場周辺の防犯カメラには複数人が逃走する姿が
事件が起きたのは9月22日午前2時20分ごろ。つくば市観音台のアパートの一室で、会社役員の男性(28)が背中や腹などを刃物のようなもので複数回刺された。男性は自ら「刃物で背中を刺された」と119番通報し、病院へ緊急搬送された。
捜査関係者が説明する。
「警察は現場周辺の防犯カメラ映像や関係者への聞き込みをもとに捜査を進め、翌23日、殺人未遂の疑いで龍ケ崎市の足場工・丸山謙悟容疑者(29)、つくば市の足場工・清水暉容容疑者(22)、住居不定無職の清水優旭容疑者(23)、さらに18歳と19歳の少年2人の計5人を逮捕しました。
25日には稲敷市の足場工・清水輝叶容疑者(21)も共犯として逮捕され、逮捕者は計6人となっています」
捜査関係者によると、6人全員が被害男性を直接刺したわけではなく、このうち何人かが刃物を手に犯行に及んだとみられている。現場周辺の防犯カメラには複数人が逃走する姿が映っていたという。
現場となったアパートは消防署や住宅が建ち並ぶ一角にある。深夜の事件だったが、近隣住民の多くは悲鳴や争う声を聞いていなかった。
隣室に住む男性はこう振り返る。
「夜中の2時過ぎに救急車が来たんですが、誰か具合が悪くなったのかと思って、そのまま寝ていました。悲鳴や争う声は全く聞こえませんでした。朝、雨戸を開けたら警察がいっぱいいて、そこで初めて事件に気づいたくらいです。
足場を組むようなトラックがよく停まっていたので、そういう仕事をしている人が住んでいるんだろうなという認識はありましたが、日常的に喧嘩の声などもなく、不審な点はありませんでした」
向かいのアパートに住む女性も、「事件の音は全く聞こえなかった」と話す。
「足場が積まれた軽トラックを見かけることはありました。事件後のニュースで足場工の人たちが逮捕されたと知って、あの部屋だったのかと驚きました。普段から騒ぎが起きていたという印象はありません」













