タイピング数の低下で本当に生産性は下がっているのか?
在宅勤務の是非については、3つの要素に切り分けて考える必要がある。
1つ目は生産効率の向上。2つ目が従業員のエンゲージメントの維持・向上。3つ目がイノベーションの創出だ。この論争は3つの視点が混在すると噛み合わなくなるため、整理する必要があるのだ。
生産効率については、GMOの熊谷正寿代表のXにて「在宅で生産性が上がる方もいる。否定しない」とするいっぽう、「データ上時間当りのPCタイピング数は確実に減少。トータルで在宅勤務はマイナス」とコメントした。
経営者や管理職からこうした意見が出てくる背景には、在宅勤務が“サボり”の温床になっているとの疑念が払しょくできないことがあるのではないだろうか。実際、業務管理システムを提供するSMBの「リモートワークの実態」調査では、在宅勤務経験がある従業員の約8割はサボった経験があるとの回答が出ている。













