1時間の読書で振り払えない不安はない
ソローもまた精神的な病について言及しながら、古典こそが最高の精神治療薬だと語っている。
若き日に大切な時間を捧げ、多少なりとも古代の言語を勉強することは十分に価値あることだ。その言語は日々の些細なことを超越して永遠の暗示と刺激をくれるだろう。農夫がどこかで聞きかじったラテン語をいくつか覚えて、繰り返してみることは決して無駄なことではないのだ。
『ウォールデン 森の生活』
古典を読み、その哲学に夢中になって我に返ると、知らぬ間に心がすっきりしている。まるで点滴を受けながら気持ちよく眠り、病院から出てきたときのように。
肉体だけでなく、精神にも同じように健康的なものを食べさせ、健康的な運動をさせよう。
ビタミンCが不足すれば風邪を引きやすくなるように、古典の知恵がなければ精神的に常につらい状態になる。免疫力が弱まったら病気になる。同じように古典を吸収しなければ、世の中のことすべてにおける免疫力が落ちるのだ。古典ほど完璧なサプリはどこにも見当たらない。
妻が昨日、拱辰丹という漢方薬を買ってきたのだが、なんと値段は100万ウォン(約10万円)以上。毎年この時期に飲めば冬にも風邪を引かないらしく、去年から摂取している。しかし古典はいくらするか? 図書館に行けばタダだ!
1時間の読書で振り払えない不安はない。古典を1時間だけ摂取すれば、あらゆる不安は消える。不安が姿を消すばかりか、意欲が漲る。紅参、山参といった高級な高麗人参よりも私たちには効果があるはずだ。私たちはどれだけ多くの天然物、有機無農薬、国内産の食べ物を探していることか?
そういうものすべてを凝縮したものが古典である。1ページ読んだだけでも精神が健康になる。運動をすれば体調が良くなることが感じられるように。













