被害者の母とは不倫関係だった妻子持ちの今北容疑者

遺体が発見されたのは、奈良県と三重県をつなぐ名張川近くの山中だった。ビニールシートにくるまれた状態の女性2人の遺体が見つかり、司法解剖などによる死因や死亡時期の特定が進められている。

母娘は今年2月上旬ごろから行方が分からなくなっており、失踪直前にも今北容疑者と会っていたとみられる。

「事件の端緒は今年5月。母親と娘の安否確認の依頼を受けた三重県警が捜査を開始し、その過程で浮上した今北容疑者への慎重な捜査を進めていた。その後、今月中旬になって今北容疑者が『母親と娘を遺棄した』『1人で車で運んだ』と遺棄を認める趣旨の供述を始めた。

警察が17日、前日に供述した通り山中を捜索したところ、2人の遺体を発見し、死体遺棄容疑で逮捕するに至った」(全国紙社会部記者)

今北容疑者には妻子がおり、母親とは不倫関係にあったという。容疑者は母親の自宅に日常的に出入りしており、三重県警はトラブルの有無を含め、2人が死亡に至った経緯を詳しく調べている。

今北容疑者(写真/共同通信社)
今北容疑者(写真/共同通信社)
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プール遊び、BBQ 犬と遊ぶ子煩悩なお父さん

死体遺棄の疑いで逮捕された今北容疑者は、奈良県に生まれ、地元の小中学校を卒業後、同市内の高校に進学。

その後、専門学校を卒業したとみられる。今北容疑者が自身の家族と暮らしていた自宅付近の近隣住民からは、穏やかな父親としての姿が証言されている。

「5、6年前に引っ越してきた際、奥さんと2人で挨拶に来られました。基本は奥さんが話して、今北容疑者はニコニコと後ろに立っていて、好印象なご夫婦でした」(近隣男性)

「数カ月前まではほぼ毎日姿を見かけていました。出勤前にゴミ出しをしたり、飼っている犬を小学生の子どもたちと一緒に楽しそうに散歩させていました。夏には自宅前で子どもたちとプール遊びをしたり、バーベキューをしたり、近所のスーパーでもいつも家族連れで買い物をしていた。

口数は少ないですが、いつもニコニコしていて子煩悩な良いお父さんという印象しかなかったので、事件をニュースで見て本当に信じられない」(近隣女性)

今北容疑者の実家のある地域の住民も「小さい頃から知っているが、優しい子という印象。最近も奥さんや子どもを連れて実家に帰ってきていたので、うまくいっているものだと思っていた」と困惑した様子だった。

今北容疑者の自宅(撮影/集英社オンライン)
今北容疑者の自宅(撮影/集英社オンライン)