膵臓に「休息」を与えていますか?

食事習慣を改善する上で最も大切なのは、インスリン分泌を「自身で制御する」という意識を持つことです。

そこで、まず見直していただきたいのが食事をとる「タイミング」です。

とはいえ、特別なことは必要ありません。生体の本来持つリズムに合わせて、インスリンを正しく分泌させればいいだけです。

つまり、1日3回、朝・昼・晩の決まった時間に食事をとる。それだけです。

写真はイメージです(写真/Shutterstock)
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重要なのが、その3回以外の時間は何も食べないことです。

これにより、膵臓は1日3回だけインスリンを分泌すればよくなります。それ以外の時間は余分なインスリンを出す必要がなくなるため、十分に休息し、その力を蓄えることができます。

もし食事の量を多くとりすぎたり、さらに間食までしたりしてしまうと、膵臓は1日中インスリンを出しっぱなしの状態になり、高インスリン状態が体の中で持続してしまいます。

肝臓や筋肉といった臓器が高濃度のインスリンにさらされ続けると、やがてインスリンに対して鈍感になり、血糖値が高くなっても糖をうまく取り込めなくなります。

つまり、インスリン抵抗性に陥るということです。

その後も、体は「これだけインスリンを出しているのに、なぜ糖が減らないのだろう?」と感じ、膵臓からさらに多くのインスリンを分泌し始めます。

その結果、高インスリン状態に拍車がかかり、インスリン抵抗性がますます高まる悪循環に陥ります。