審判にバット直撃…「“危険打法”には罰則をもうけるべき」

――4月17日、ヤクルト・オスナ選手の手からすっぽ抜けたバットが球審の頭を直撃。緊急手術を行なうという痛ましい事故が起こりました。この事故について江本さんのお考えは?

あれはね、“危険打法”とかで罰金とか罰則をもうけたほうがいい。ピッチャーは投球がすっぽ抜けて打者の頭に当たれば危険球になる。そういうものが打者にはない。

バットというのは危険極まりない凶器なんだから片手を放すのは禁止にしなきゃいかん。フォロースイングまで両手でバットを握るのがバッティングの基本。

「むしろピッチャー返しにだって罰則があったいいでしょ。デッドボールは打者がとろいから当たるだけ。投げ終わったピッチャーは反応が難しいんだから」
「むしろピッチャー返しにだって罰則があったいいでしょ。デッドボールは打者がとろいから当たるだけ。投げ終わったピッチャーは反応が難しいんだから」

――この件以外にも、折れたバットやファウルボールが球審に直撃して交代となるなど、今季は審判へのアクシデントが相次いでいます。

これを受けてアンパイアもヘルメット着用が義務化されたけど、フルフェイスをかぶったほうがいいね。もっといえば、アウトサイドプロテクターを復活させた方がいい。

――アウトサイドプロテクター?

昭和の時代に使われてた盾みたいなプロテクターだよ。アウトサイドプロテクターならインサイドプロテクターで守れない腕や脚、首、喉もカバーできる。

インサイドプロテクターは、昭和のパリーグの審判で元ボクサーの露崎(元弥)さんがカッコよく三振のコールをしたいってアメリカのスタイルを真似たのが始まり。でも、身を守る上ではアウトサイドプロテクターが一番理に適ってるんだよ。

現代プロ野球では絶滅したアウトサイドプロテクター
現代プロ野球では絶滅したアウトサイドプロテクター
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――たしかに選択の余地があってもいいかもしれません。

それにピッチャーとしても、アウトサイドプロテクターの角をめがけて投げたりピッチングの目安になる。今の審判はキャッチャーやバッターに合わせてチョロチョロ動くから、あれだとピッチャーも投げづらいと思うよ。

――そういうメリットもあるんですね! それでは今回の締めとして、ヤクルト・池山監督、DeNA・相川亮二監督、ロッテ・サブロー監督の新人監督3人のここまでのデキについて採点をお願いします。

池山はノリノリで相川とサブローは存在感がないけど、始まったばかりだからまだなんとも。最低でも30~40試合を見ないとわからないから、次回にはなんらかの評価をするよ。

――来月もよろしくお願いします!

取材・文/武松佑季
写真/村上庄吾