「事件に巻き込まれて死亡し、遺棄された可能性が高い」

結希君は3月23日午前8時ごろ、父親の車で園部小敷地内の駐車場まで送られたのを最後に行方不明になり、4月13日午後4時45分ごろ、同小から南西約2キロの山林で遺体で見つかった。

遺体は仰向けで野ざらしの状態で見つかり、埋めたり隠したりされた形跡はないものの、靴も履いておらず自ら迷い込んで亡くなった可能性は低いとみられていた。いっぽう、司法解剖により、亡くなったのは3月下旬と判明したが、目立った外傷は確認できず死因も不詳だった。

「結希君は事件に巻き込まれて死亡し、遺棄された可能性が強まり、府警は死体遺棄容疑での家宅捜索に踏み切りました。また、両親や関係者から結希君捜索のために事情説明を受けてきましたが、死体遺棄事件の捜査を進めるために態勢を強化した模様です。早朝から複数の捜査員が自宅前を封鎖し、中に入っていきました」(社会部デスク)

失踪6日後に通学用のランリュックが同小の西約3キロの峠道で見つかり、遺体発見前日には別の地点で靴が見つかるなど謎が多い“事件”。しかし地元では、当初から両親や親族が必死に捜索を続ける姿が目撃されていた。同小近くに住む男性は、取材にこう証言した。

「行方不明翌日からお父さんは駅前で『ご協力お願いします』ってビラを配ってはった。それだけに子どもの遺体が見つかり、それが結希君と確定したっていうニュースは辛いもんがあるな」

安達結希君(京都府警提供)
安達結希君(京都府警提供)
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また、府警の依頼を受けて捜索に加わっていた南丹市消防団の関係者も、苦渋の思いを表情ににじませながらこう語った。

「まさかこんな形になるとは思っていませんでしたし、心苦しいです。結希君捜索については、警察からだけでなくご両親からも依頼を受けていました。ご両親には失踪翌日の3月24日の午前中、南丹市役所で面会しました。お二人とも意気消沈された様子で、とにかく早く見つけ出して欲しいという強い意思を感じました」

懸命な捜索の甲斐なく遺体で発見された安達結希君の無念を晴らす捜査は、まもなく佳境を迎える。


自宅から出てきた捜査員が乗ったと思われる車両(撮影/集英社オンライン)

自宅から出てきた捜査員が乗ったと思われる車両(撮影/集英社オンライン)

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班