「巨人ファン」が「アンチ巨人」に…
私が今回の調査で驚いたことの一つが「ファンの球団の乗り換え」について。結論から言いますね。今回、2868人のTORACOに「過去に、他チーム(NPBに限る)のファンだった経験はある?」と聞いたところ、約4人に1人(24.6%)が「はい」と回答。では、どのチームから乗り換えたのかと聞いてみると……。
1位は、同じ関西の球団「バファローズ」(29.8%)でしたが、2位はなんと!タイガースの永遠のライバル「ジャイアンツ」(24.7%)。しかも、1位とはわずかな差しかなかったのです。
なぜ、彼女たちに「浮気心」が芽生え、ファンの球団を乗り換えるまでに至ったのか。残念ながら今回の調査では、そこまでヒアリングできなかったのですが、ぜひ今後、その理由を深掘りするインタビュー調査をかけてみたいと思います。
ちなみに、私も過去に「巨人→阪神」へと乗り換えた一人です。またタイガースという「天国」に至るまで、どのチームのファンとも決められない流浪の生活も体験。そのころは、どのチームの試合を観ても満たされず、ジャイアンツが負けると喜ぶ、いわゆる「アンチ巨人」を自負していました。
そんなある日、夫に言われたのが、「君って本当は、いまでもジャイアンツが好きなんだよ。だからそんなに、いまでも気になるんでしょ」。
ハッとしました。ただ、「可愛さ余って、憎さ100倍」とは違う。たとえるなら、「長年付き合った末、お互い納得して別れたはずの元カレの様子が、なぜかその後も気になる」ような感じ、でしょうか。
憎いわけではないのです。ただ、「次に交際するカレは、その元カレが悔しがるほど、いい男性でないと」など、必要以上にライバル視するニュアンス。だからこそ、折に触れて元カレ(ジャイアンツ)の現状を「チラ見」して、自分よりハッピーになっていないか、いい成績を収めていないかと気にする。
次の交際相手(タイガース)が決まったあとも、「元カレとの毎日より、少しでも幸せな(成績が上の)状態」を目指して頑張らないと、と自分を鼓舞するイメージです。
生まれたときから「生涯虎命」で、選択に迷わない(ジャムの法則)でいられるTORACOたちに比べると、ある意味で「不健全」な感情かもしれない。















