阪神の女性ファンの6割が「英才教育」を受けた?
――(牛窪恵 以下同)いつも阪神タイガースの試合の実況配信を、ありがとうございます。夫と楽しく拝見しています。私が、さばかんさんのチャンネルを知ったのはコロナ禍でしたが、YouTubeを始めたのは、いつから?
さばかん(以下同) 実はYouTube自体は、小学生のときに始めました。ヒカキンさんに憧れて、コンビニスイーツの紹介や駄菓子を凍らせて食べてみる動画などを投稿し始めたんです。
――小学生?さすが、Z世代(現24歳)!動画の編集も、独学で?
はい。そもそも父親がエンジニアだったので、パソコンが身近にあったんです。もっともまだ10年以上前で、YouTube自体が今ほど普及してなかったので、チャンネル登録者は700人ぐらいでした。
――それが、いまや登録者数15.7万人のチャンネルを運営。X(旧Twitter)のフォロワーも、9.2万人いらっしゃる。阪神ファンになったきっかけも、やっぱりお父さん?
いえ、実は「祖父」が阪神ファンで、いわゆる“英才教育”を受けた感じです。物心ついたときには自然と阪神ファンになっていました。祖父は阪神が負けると不機嫌になるタイプで、負け試合の日は、祖母に「今日はおじいちゃんに話しかけないほうがいいよ」と教えられていました(笑)。
――英才教育、恐るべし!拙著では、阪神ファンの女性(TORACO/トラコ)約3000人に調査協力してもらったのですが、「両親の影響でファンになった」と答えた女性が59.0%、ほかに「祖父母の影響で」も11.7%いたんです。
タイガースの女性ファンも、「TORACO」の言葉の定着と共に、裾野が広がってイメージが変わりましたよね。以前は、たとえば全身虎柄で熱狂的に応援する女子、の印象でしたが、今はファッション感覚で縦縞をまとって、「カワイイ」と評される感じ。
――TORACO仕様のグッズも種類が増えて、私もついいろいろと買っちゃいます。イメージチェンジは、SNSの影響もあるでしょうか。
そう思います。一気に間口が広がりましたよね。球団の広報さんも頑張って、試合の裏側などをYouTubeで配信したりされているので、選手個々人のキャラクターが見えるようになった。女性ファンはそうした部分にも共感しやすいのかなぁと。












