今後はアジアの国々がしのぎをけずる

ドバイから退避する不動産マネーの受け皿として、今後はアジアの国々がしのぎをけずることとなる。最も有力なのは国際金融センターとしての地位を確立しているシンガポールだが、すでにシンガポールの不動産は高値となっており、一部はソウルや東京など極東にも振り向けられる可能性がある。

港区で海外の富裕層向けに不動産を仲介するC氏は「アジアや中東の富裕層から日本の不動産に対する問い合わせがあり、関心の高さを肌で感じる」と明かす。

前述したパークコート 麻布十番東京 ザ タワーのように3億円、4億円するような物件であっても、海外の富裕層からするとお手頃価格となる。富める者はさらに富み、そうでない者が家を買えなくなるというシナリオは残念ながら現実味を帯びている。

文/築地コンフィデンシャル