社会への問題提起になってくれればいい
──結婚を決めた決定的な瞬間はあったんですか?
本当に「これ」といった瞬間はないんですよ。同棲もしていて、事実婚に近い状態が何年も続いてましたから。ただ、「子どもができたら(結婚)しようか」とはもともと話していたので。それが一番のきっかけですよね。
──数年に及ぶ同棲生活がありながら、週刊誌に一度も報じられなかったのはすごいですよね。
この期間中、かなりの数の女の人と腕を組んで歩いていたり、ホテルに入っていたりしてたんです。待ち合わせをしてから行く風俗みたいなのがあって。だから、記者の人も1人に絞れなかったんじゃないですかね。きっちり決まったパートナーがいるとは思わなかったのかもしれない。
──カモフラージュのようになっていた。
だからね、わざとそういうことをしてたんですよ。断じて言いますけど、性欲を満たすためじゃない。お相手は一般の方ですから。向こうの職場での立場を考えたら、絶対に迷惑をかけるわけにいかない。だから、あえてそういうものを頻繁に利用して、場所を変えながらフェイクを流してたんです。
──お相手を守るための、決死のフェイク工作!
そうです。これにかかった料金、誰かに補償してほしいですよ。1回あたりのフェイク料はバカにならないですから。今回の件を通じて、芸能マスコミがどこまで我々を土足で追いかけていいのかを考え直してくれればと思ってます。社会への問題提起になればいいなって。
声明文を見て怒るのはやめてほしい
──最初に触れたコメントでも「数多の女性問題、および数々の不貞行為を報道しないで」という部分が強調されていましたね。
あれ、実は第2稿目で……。書き直してるんですよ。
──そうなんですね!
実は、最初に書いたのは、吉本興業の言葉として僕が勝手に出したんです。「吉本興業所属のケンドーコバヤシが……」って。これは、さすがにNG食らいまして。「どうしてもやりたいんやったら自分の言葉で言え」と言われて、自分の言葉に変えた。内容はほとんど同じなんですけど。
──第1稿は、よりジョーク度合いが高かったんですね。
でもね、これだけは言いたいんですけどね。あの声明文を見て「ケンコバを報じてやろう」とか、あるいは怒るのはやめてほしい。冗談が通じない人ね。ジョークをジョークで返せないというかね。逆に、そういう人の炙り出しになる(笑)。
──いるんですかね、あの声明文を見て、そう考える人。
いるんでしょうね。どうも、一部怒ってる人もいると聞きます。
──というと、やはり……。
TKOの木本さんとかね(笑)。やっぱり、マナーに厳しいですから。
取材・文/谷頭和希 撮影/杉山慶伍














