尊敬する人は「子どもたち」
尊敬する人を聞くと、鈴木議員は少し考えてからこう答えた。
「うちの子どもたちかもしれません。可能性とか、気づきをくれる存在なんですよ」
2024年10月に行われた第50回衆議院議員総選挙が終わった後、長女から手紙をもらった。1か月も離れていて、「なんで1回も帰ってきてくれないの」とでも書いてあると思っていたはずなのに、そこに書かれていたのは意外な言葉だった。
「『お母さん、金メダルとれたね。おめでとう。お母さんががんばったからだね』って。ディズニーランドや温泉に行きたいとか、買い物に行ってこれを買ってとか、そういうことじゃなくて。
『お母さん、疲れただろうから、まずお母さんが身体をしっかり休めてね。その時にそばにいさせてね』って。どこに行きたいとかじゃなくて、『ただ一緒にいさせてね』って。究極じゃないですか。それだけ寂しい思いをさせてしまった。私も小さい時に経験したからこそ、同じ思いをさせてしまった、と申し訳なく思いました。
もう、一生分の親孝行をしてくれたと思えて、この後、あなたにどんな反抗期が来ても、この手紙を読んで抱きしめるから!って」
母の表情で瞳を潤ませる鈴木議員。子どもたちは最近も、こんな名言も残したという。
「下の子が『将来、お姉ちゃんと結婚したい』って言うんです。おそらく『ずっと一緒にいたい』という意味だと思うんですけど、『お姉ちゃんとは結婚できないよ』って返したら、『え、そういうことをできるようにするのがお母さんのお仕事なんじゃないの』って」
幸せを後押ししてくれるのが政治家の仕事だと、子どもは純粋に思っている。
「『困ったときにどうにかするのがお母さんたちのお仕事』みたいな。多分それぐらい大きな枠組みで考えているんだろうけど。深いですよね。まさにその通りですから。
あと、子どもは『お母さんは周りの人を幸せにするのがお仕事です』って言ってくれるんです。そう感じてくれているなら嬉しいし、そのために頑張らないといけない」













