評価は部下の部下に聞いてみる
組織のリーダーにとって、重要な仕事のひとつに部下の評価があります。しかし、これがなかなか簡単なことではありません。
ポジションが上になっていけばいくほど、その難しさは増していきます。なぜなら、部下の本当の姿がなかなか見えてこなくなるからです。
実際、上にばかりいい顔をする、という人が存在します。なのに、自分の部下にはひどい対応をしたりしている。私も、そういう人を何人か見てきました。そして、期待を裏切られたことも何度もありました。
私の経験からいえることは、上にゴマをする人は、下にもゴマをすらせる傾向があるということです。上には腰低く対応するけれど、部下の前ではふんぞり返って偉そうにする。つまり、自分のやっていることと同じことを部下に要求するのです。
そして、自分にゴマをすってくれる人間を重宝する。
あるときそれに気がついたので、私が部下の評価をするときには、部下の部下の意見も聞かないとダメだ、と思うようになりました。
上司にしてみれば、ゴマをするまでいかなくても、自分にいい顔をしてきてくれる部下に、もちろん悪い気はしません。自分のことをきちんと理解してくれて、フォローもしてくれている。そんな見方もできる。
ところが部下の部下に聞いてみると、大変傲慢に接していたり、私の前では見せないような態度で私の悪口まで言っていたりした。そういうことが実際によく起きているのです。
部下を評価するときには、そうした二面性をしっかり見ないといけません。上に対しては低姿勢になり、下に対しては偉そうにする。そうした二重人格者は意外に多くいます。













