「今日は私のバースディの巻」(ジャンプ・コミックス第193巻収録)
今回は、数ある両さんの誕生日エピソードの中から、究極の一作をお届けする。
何が究極なのかというと……誕生日を祝う催しのために費やした時間、予算、社会的なコネクションがハンパないのだ。
天文学的な額の費用というだけなら、アメリカの実業家が世界初の「トリリオネア(資産1兆ドル=約156兆円以上の富豪)」になりそうなんて言われる現代ゆえに、金をばらまきまくる長者はたくさんいる。だが中川と彼の一族が長い時間をかけて築いてきた社会的な信用とコネクションは、金だけで手に入れることは困難だ。
そんな中川が恐れるのは、主役である両さんのドタキャン。中川自身の努力とお金が無駄になるのが惜しいのは確かだが、かけがえのない「信用」を失うことを、彼はもっとも恐れている。そしてまるでお約束のように、両さんは誕生日の当日に……!?
さて、中川は本作に至るまで、職場の先輩の誕生祝いとしては破格の規模であれこれとしてきている。
3月2日からお届けしている「超豪華わしの誕生日!!の巻」(ジャンプ・コミックス第152巻収録)や、3月4日からお届けしている「今日は私のばーすでーの巻」(ジャンプ・コミックス第141巻収録)を見ても、それは明らかだろう。
そんな中川の気遣い&金遣いを見て取れる両さんのバースディ話を、少しご紹介しておこう。
誕生日に幸運王になった両さんは!?
誕生日を迎えた両さんに、なぜか次々とラッキーが舞い降りる。抽選でスーパーカーが当たり、ギャンブルでは大当たりの連続。実はこれ、中川が全部仕込んで、幸運が起こったように見せかけていたのだ。中川の気遣いぶりがここでも炸裂!
「わしは王様だの巻」(ジャンプ・コミックス第135巻収録)
外資系企業のエリート社員への転職をプレゼント
両さんの資質や性格をよく知る中川は、それを活かせる職場として実力主義の外資系企業への転職をプレゼント! 心底両さんのためを思ってのことだったが、やがて両さんは……?
「ハッピーバースデープレゼントの巻」(ジャンプ・コミックス第157巻収録)
一番嬉しいプレゼントは何?
誕生日だというのに仕事のしくじりの罰を課せられさんざんな一日を終えた両さんが、派出所に戻ると、残っていたのは寺井だけ。ところが、自分のマンションに来るようにという麗子のメモを見て、訳もわからず訪ねてみると……?
「3月3日はナンの日!?の巻」(ジャンプ・コミックス第49巻収録)
どうだろう。こんなに誕生日のたびによくしてもらっているというのに「両さんときたらまったく!」なのである。
それでは次のページから、両さんの誕生日祝いに全精力を傾ける中川が、珍しくブチ切れ散らすお話をお楽しみください!!



















