「ラヴィット!」のキャラに葛藤したことも
――個性派揃いのTBSアナウンサー陣の中で、最近、熊崎アナの存在感が増していますね!
熊崎風斗(以下、同) いやいや、細々ですよ。確かに「ラヴィット!」に関しては、出演が増えてますが。
――「ラヴィット!」では動物ロケでリポーターを務めることの多い。
そうですね。演出に僕の同期がけっこう多くなってきていて、僕が犬好きであることをもともと知ってたんです。
最初は今年5月くらいかな。ドッグカフェでサモエドに会いに行く(アインシュタイン・河井)ゆずるさんにリポーターとして付いていくって建付けでロケに参加させてもらって、次は猫カフェ、この前はマーモットと、動物ロケ担当みたいになっちゃってます(笑)。
――動物と戯れる姿が世の女性たちから「かわいい!」と評判です。
「ラヴィット!」の制作スタッフが、アナウンサーを前に出して個性を引き出してくれるおかげですよ。
――動物が好きすぎて仕事を忘れちゃうのも演出?
明確に指示されたわけじゃないですけど、スタッフからは「やっちゃっていいよ」と。とはいっても、タレントさんより一歩引くのがアナウンサーという立ち位置。最初は自分を出すことに葛藤はありました。
それでも制作のみなさんが「よかったよ!」って言ってくれるので、どんどん自分の中のリミットが外されていって。今でも「これでいいのかな」と思いつつ、「まぁ、いいかな」と思えるようになってきました。
――「ラヴィット!」に出演するアナウンサー陣はその葛藤を通っている?
だと思いますよ。他局含めてアナウンサーのこういうフィーチャーの仕方はなかなかないですもんね。しかも、それがそこそこ年次のいった男性アナという(笑)。














