結婚は「もうそろそろ…」 

――デビュー25周年となってソニンさんも42歳。体力も重要な舞台のお仕事ですが、体力的、精神的にキツイと感じることは?

人間ですから年齢を重ねれば、いろんな組織が古くなって体力が落ちてくるのは普通のこと。

でも衰えていくのをただ見てるんじゃなくて、できるだけ努力して体力を保ちたい気持ちは強いので、しっかりトレーニングして食事などの生活習慣は整えるようにしてます。とくに11月からはとてもタフなロンドン公演(ミュージカル『SIX』)が控えていますからね

――さすがストイックな生活をしていることで有名なソニンさん。何でも自分でできてしまうだけに、人生の伴侶は必要ない?

30代は仕事が人生の伴侶という気持ちでやってきて、仕事にすべてを捧げてきた自覚はありますが、もうそろそろ私も誰かにサポートしていただきたいなって思いは強くなってます。

誰かと二人三脚でサポートし合うことは昔から心に決めてて。でも結婚って縁じゃないですか。結婚という形に憧れて……というタイプではないので、いいタイミングでこの人だったらパートナーとして人生を一緒に歩めるかな、という人が見つかればって感じですね。

「以前から結婚したい願望はそれないにあったかもしれない。でも30代は仕事にすべてを注いできたから、とくに真剣に考えてなかった」
「以前から結婚したい願望はそれないにあったかもしれない。でも30代は仕事にすべてを注いできたから、とくに真剣に考えてなかった」
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――『おっととっと夏だぜ!』の歌詞、「まずは肝心な相手 探そう」というところでしょうか。そういえば、EE JUMPの楽曲はいまだに聴くことはあるんですか?

ちょこちょこイベントで歌ってますよ。私の歴史ですし、曲も素敵ですからね。相方のパートも全部歌います。

12月開催の25周年ライブでも何曲か歌います!

――12月13日にデビュー25周年記念ライブ「Sonim's 25th Anniversary Live『Beautiful Mission』」が開催。このライブはソニンさんがフルセルフプロデュースされるそうですね。

以前から芝居仕立てのライブというものに興味があったんです。せっかく役者と歌手をやっているんだから、ライブをベースに、MCじゃなくて芝居で曲と曲をつないでいったらどうなるんだろう、そんなライブをせっかくだから自分で演出を考えてみようかなと。

演出の経験はありませんが、初めてのチャレンジをファンの人に見てもらえるって意味のあることだと思うので、興味のある方はぜひお越しください!

――活動25年の集大成が見られるライブになるかもしれませんね。本日はありがとうございました!

取材・文/武松佑季
撮影/二瓶彩