『森羅記』は海の物語。登場人物たちがどう生きるのか、私も楽しみです『森羅記 一 狼煙の塵』北方謙三 インタビュー
北方謙三さんの新シリーズ『森羅記』の第一巻『森羅記 一 狼煙の塵』が発売されました。
『水滸伝』から『楊令伝』『岳飛伝』と続いた〝大水滸伝〟と、その流れを継ぐ『チンギス紀』を経て、『森羅記』ではチンギスの孫クビライと元寇を描きます。 『森羅記 一 狼煙の塵』では、若き日のクビライと、元寇の舞台となる九州・玄界灘の海の男たちとの邂逅、そして、モンゴルと鎌倉幕府、双方の内部事情と権力争いと、来るべき戦いへの予感が描かれます。
これまで歴史小説の傑作を書き続けてきた北方さんに、新たなる大長編への思いをうかがいました。
聞き手・構成=タカザワケンジ/撮影=長濱 治
チンギス紀

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