「プライバシー保護の観点から申し上げることはできません」を連発
国分が活動を休止するとの情報は19日午後から業界関係者の間で広がった。1994年にTOKIOの一員としてデビューして以来、大きなスキャンダルとは無縁だった国分がすべての活動を即時取りやめるとの報に芸能界は大騒ぎになった。
世間の関心は当然、「何が起きたのか」に集中。20日昼すぎ、日テレ本社で行なわれた福田社長の会見にはフリーランスも含め47のメディアの76人が集まった。
そこで福田社長は冒頭、「(国分さんに)過去に複数のコンプライアンス上問題ある行為というのが認められましたので、本日、臨時取締役会を招集しまして、レギュラー出演中の『ザ!鉄腕!DASH!!』の降板を正式決定いたしました。ご本人にはすでにお伝えをし了承を得ております」と概略を伝えた後、「プライバシー保護の観点から、その行為につきましてはお話しすることができません」と記者たちにくぎを刺した。
降板理由の説明がほとんどなかったことで、質問時間が始まってほどなくして「それじゃあ何があるのか全然わかんないですよね」「プライバシーって、被害者の名前を教えろとかそういうこと言ってるんじゃない」と、怒気を含んだ声が飛び始める。
しかし福田社長は「申し訳ありません」「プライバシー保護の観点から申し上げることはできません」を連発しながら具体的な内容を明かそうとはしない。