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各政党が目論む「就職氷河期世代」の票田争奪戦…自民党が推進する「学び直し支援策」の付け焼刃感と立ちはだかる最大の課題
4月25日、就職氷河期世代への支援強化を図る閣僚会議初会合が首相官邸で開かれた。石破茂首相は「効果的な支援は待ったなしの課題」と、学び直しなどの支援策を強化するよう指示している。
しかし、「不遇の世代」と呼ばれる就職氷河期世代の雇用状況は好転しており、支援強化の打ち出しは選挙対策の側面が強そうだ。政府は本来取り組むべき氷河期世代の年金問題を先送りするという、爆弾を抱えている。
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年金が3割減ることの支援には目もくれず…