胃の9割切除も毎日焼酎1.5リットルを飲み…
ブルさんは胃のスリーブ手術後、限られた食事量の中で担当医師から「肉や魚などタンパク質優先で、その後にできれば糖質を摂って、サラダは一番最後。むしろお腹いっぱいだったら野菜は無理して食べなくもいい」と指導されていた。
「復食後は卵豆腐を少しだけ食べるなどしてタンパク質を摂りつつ、ビタミンはサプリなどで補っていましたね。糖質? 糖質はお酒を飲めばいいかなって(笑)」(ブル中野。以下同)
現役時代は毎日焼酎750mLボトルを3本も空けていたというブルさん。胃の9割を失っても、同じボトルを毎日2本空ける生活を送っていた。
「後輩女子レスラーが接客するガールズバーを経営してお店にも立っていたから、お酒が目の前にある環境だったのがいけなかったのかな。大好きなお酒で糖質が摂れるんだから、こんないい話はないじゃないと思って(笑)。
ところが、そのうちいくら飲んでも酔えなくなってきて、おかしいなと」
食には細心の注意を払いながらも、アルコールによる肝臓の負担は度外視。
「術後、胃の手術をしてもらった病院で定期的に血液検査してもらってましたが、飲み過ぎを指摘されつつ無視してたんです。で、ある年末に『このまま入院してください』と言われたのに『年末年始は忙しいからそれが終わってから』とか言って、3年くらい逃げ回っていました」
当然、体の不調は如実に表れ始める。肌荒れ、抜け毛、目には黄疸、そして腹水でお腹は大きく膨れあがった。
それを見た元ムエタイ選手で15歳年下の夫、青木大輔さんに半ば強引に病院へ連れていかれそうになるも……。
「『明日必ず行くから、今日だけは飲ませて』って(笑)。最後の晩酌になるかもしれませんからね」
と、お酒への思いは断ち切れていなかった。














