サバ缶・刺身生活で中性脂肪が半分に
魚の中でも、とくに青魚がいいといわれます。ただ、そのまま塩を振って焼くだけのサンマならともかく、魚の調理はハードルが高いと感じる人もいるようです。
手軽に青魚を食べる方法として、おすすめなのがサバ缶です。一番いいのは水煮ですが、味噌煮やカレー味のものなど、今いろいろな種類のサバ缶が売られていますので、活用してみてはどうでしょう。
私たちは以前、「まったく肉を食べず、魚を食べているとどうなるか」という実験を自らの体で行ったことがあります。期間は3週間。その間、朝昼晩と魚を食べ続けたのですが、調理が面倒なものは無理なので、刺身やサバ缶を大いに食べました。
その結果、中性脂肪値が半分ほどに下がって血液さらさらになるという素晴らしい効果が見られました。ただその後、肉を食べたら1週間で元に戻ったので、やはり肉より魚が健康にはいいのでしょう。
水煮のサバ缶なら、そのまま食材として調理することもできます。缶詰というと、ともすれば非常食のように捉えられがちですが、一つの食材として常備するといいでしょう。
そのほか、サケの中骨の水煮などもおすすめです。
もちろん、ツナ缶もおすすめの一つですが、つけ汁に使われている油は捨ててください。
なお、同じ青魚の缶詰でも、サンマやイワシの蒲焼き缶は味が濃く、塩分も糖分もかなり入っているはずですので、あまりおすすめできません。