加藤さんと江口容疑者は、ゲームを通じて数年前には知り合っていた

亡くなった加藤さんは葛飾区亀有に暮らし、地元の高校に通っていた。遺体が見つかった翌4月1日には2年生に進級していたはずだった。加藤さんが暮らしていた集合住宅の部屋は事件発覚後、人気はないが、室内の灯りはつけられたまま。玄関の前にはしばらく使われていないと見えるスケボーがあった。近所の住人が沈痛な表情で話す。

「加藤さんはお母さんと2人暮らしで、中学の2年か3年のときに近所から引っ越してきました。たまに二人一緒に出掛けたり談笑していたので親子仲はよさそうにみえました。

お母さんは中国出身だと思います。気さくな人で、娘さんのことは『思春期だからあまり言うことをきかないの。ごめんねー』とか話していたことがあります。でも娘さんが周囲に迷惑をかけるようなことはなくて、思春期だから少し手こずる程度だったんじゃないでしょうか。娘さんのことが分かって、お母さんは電気を消す余裕もなく慌てて愛知へ向かったんじゃないでしょうかね。なんて言葉をかけてあげたらいいか、分かりません」

加藤さんが通っていた高校の関係者は「在籍していたかどうかも含め、一切お答えできないです」と話している。中学時代の同級生の母親の女性は「娘はニュースを聞いてからふさぎ込んでいます。中学の同級生の親たちもこの話でみんなショックを受けています」と話した。

中学時代は工作部に所属していた江口容疑者
中学時代は工作部に所属していた江口容疑者

「加藤さんは中学のときからゲームが好きで、キャラクターの話で友だちと盛り上がることがよくあったそうです。オンラインゲームもそのころからやっていたようだと中学時代の同級生は話しています。

さらに加藤さんと江口容疑者は、ゲームを通じて数年前には知り合っていたとみられるようです。実際に会ったのは今回が初めての可能性もありますが、これまで二人の間でどのようなやり取りがあったのか、捜査が続いています」(警視庁担当記者)

高校の同級生もフジテレビの取材に「(加藤さんは)ゲーム大好きです。ほぼ全般知っている。(ゲーム)何やってるって聞いたら、いっぱい挙げてきた」と証言。TBSでも高校の同級生が「(加藤さんは)ネットで知り合った男の子と日頃から話したり、ほんとにフレンドリーだった」と話したと伝えている。

そのフレンドリーさが仇となったのか。江口容疑者は以前からネット空間でつながっていた加藤さんを今回なぜわざわざ呼んだのか。こうした事件が繰り返されないよう、事件の解明が待たれる。

母娘の二人暮らし…加藤さんの自宅前に置かれていたスケボー
母娘の二人暮らし…加藤さんの自宅前に置かれていたスケボー
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班