「うらしまポリス!?の巻」(ジャンプ・コミックス第21巻収録)
今回は、基本的に4年に1度しか登場しないくせに『こち亀』屈指の知名度を誇る名物キャラ、日暮熟睡男(ひぐらし・ねるお)巡査が初お目見えするお話をお届けする。
日暮は、未来予知能力を買われて葛飾署に奉職しているが、超常の力の代償として、4年間におよぶ睡眠を必要とする。覚醒しているのは4年に1度の限られた日数のみだ。
そのため、夏季オリンピックの開催年に合わせて登場するという、超長期連載漫画『こち亀』でしか成立し得ない特殊すぎるキャラクターと化していった。
日暮の超能力は次第に拡張しており、物を意のままに動かしたり破壊したりできる念力、スーパーサイヤ人のようにパワーアップするオーラ放出、自身はもちろん他人やさまざまな物質も移動させられる瞬間移動、空を自在に浮遊、飛行できる空中浮遊、遠くの光景を指で囲った空間に投影できる透視……といった具合に、現在では超チート化している。
ちなみに、現時点での日暮最新登場エピソードは、「週刊少年ジャンプ」2025年6・7合併号に掲載された「こちら葛飾区亀有公園前派出所×超巡!超条先輩」である。これは、超能力警官の超条巡ーが主人公の漫画『超巡!超条先輩』(作:沼駿)とのコラボ作品だ。
はたして次に登場するのは、いつの日になるのだろうか。
それでは次のページから、日暮巡査が初めて登場した記念すべきエピソードをお楽しみください!!