交際1ヶ月後に「旦那と息子がいる」と打ち明けられた
井田との出会いは2018年3月にまで遡る。X氏は次のように語る。
「井田との最初の出会いは共通の知人の結婚式でした。井田から『井田と申します』と声をかけてきて、連絡先を交換しました。翌日か2日後くらいに再び会いました。
それから半ば交際しているような関係になりました。出会って1ヶ月後ぐらいに、井田は『旦那と息子がいる』と打ち明けてきて、実際は井田姓ではなく別の苗字でした」
この苗字は、複数の被害者が“井田”から聞いた名前や銀行口座の名義人名とも合致する。
「井田は北区のパチンコ店で働いていたときに、客として来ていた地元の先輩に声をかけて、そこから交際がスタートして結婚したと話していました。当時はその先輩と婚姻関係にあったので、いわゆる“不倫”関係になってしまいました。
自分も付き合っていた彼女がいたのですが、井田はインスタグラムのDMで私の彼女に『(あなたの彼氏は)浮気しているよ』とメッセージを送ってきたこともありました。井田自身の行為も不倫に当たるのに、なかなかの度胸だなと思いましたね」(X氏)
共通の知人の結婚式で出会ってから交際するようになったというX氏。知人や同級生らを交えて井田と会う機会もあったという。
「2018年の3月に出会ってから数ヶ月くらいは、毎日のように井田や友達合わせて4~5人で飲んでいました。場所は井田の地元が近い赤羽とかが多かったです。井田は酒は強いほうで、テキーラのショットとかアルコール度数が強めの居酒屋オリジナルのドリンクとか、なんでも飲んでましたね。酒癖が悪いわけではなかったです」(同前)