「私はラッパーじゃないからプレッシャーがない」
––––アイドル辞めたあと、MCバトルを始めたきっかけは?
胡桃そら(以下、同) ある日、アイドルとラッパーで生産性のある飲み会をしようってなったんです。もともとラッパーの友だちがいて、私はほかのラッパーとも飲んでみたかったから、「ほかのラッパー呼んで」って言って。そしたらラッパーたちが「アイドルと飲んでみたい」と言うので、交換条件で私がアイドルを呼びました。
それでラッパーたちと仲よくなって、MCバトルの主催の人を紹介してもらったのが最初のきっかけです。主催の方が私の所属していたアイドルグループを知ってくださっていて、「1回MCバトルやってみる?」とお声がけいただきました。
だいたいフィメールラッパーって寿命が短いんですけど、私はたまたま最初にYouTubeで動画がバズったんで、2年間くらいずっとMCバトルに出続けていますね。
――好きなタイプはラッパーですか?
ラッパーは好きですね。前まではラッパーに興味がなくて、慶応とか早稲田のやつらとばっか飲んでいました。あとは、ダンサーや地下アイドル、バンドマンとか。
それまで私がおもしろいと思っていた男たちは、「高収入・高学歴・高身長」の3高だったんです。それが、いきなり学歴はないけどIQ高いラッパーたちと出会って、「こいつらおもろ!」ってなりました。