約190センチという身長も相まって『上から目線』と…

選挙戦の真っ最中ににわかに信じ難い蛮行に及んだとされる金子俊平氏とは、どんな人物なのか。

「父親の秘書時代は大した仕事もせず、会合などに代議士秘書として代理出席した際も、『金子の秘書です』ではなく『金子のせがれです』とあいさつするようなやつでした。

約190センチという長身も相まって“自分は特別”感を醸し出すから、余計に『上から目線』と嫌われてましたよ。

オヤジの後継者として2017年に初出馬したときも『偉そう』と評判は良くなく、対立の今井雅人氏が強いこともあり、保守地盤ながら接戦になりました。

当選後は父親と同じ宏池会(岸田派)に入ったものの『派閥なんてどこでもいいんです』とうそぶいて、2選目の際は共産と共闘した立憲民主に逆風が吹いたこともあり、得票率を2ポイント上げて勝利。

この際、今井氏が比例復活すらできなかったことで金子は地元でもナメた態度がさらに目立つようになり、会合に出席してもすぐに離席してタバコばかり吸っていました」(岐阜県政に詳しいジャーナリスト)

金子氏を破った立憲民主党の今井氏(本人Xより)
金子氏を破った立憲民主党の今井氏(本人Xより)
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なんだか可哀想になるくらい地元の評判は悪いが、一部の女性からはヒキがあったようだ。

「今回の選挙中も文春報道があった女性秘書を高山市内の事務所に常駐させていました。高山は観光名所で目立つところでもあるので、周囲は反対したんだけどそんなことお構いなし。

また、別の女性秘書とも車の中で親しくしているところを何度も目撃されていた。情勢調査で劣勢なのに、街宣車から手も振らず、その秘書といちゃいちゃしたり、タバコを吸ったりしていたので、みんな呆れていたところです」(同前)

金子氏(本人Facebookより)
金子氏(本人Facebookより)
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