「はっきり言ってこれは【テロ】です」

訴えをXに投稿したのは、看護師19年目のSKY BLUEさん(@skyblue_nurse)。
「看護師からのお願いです。どうか、肥満体型の方、痩せてください。貴方様の健康を維持するためでもあるのですが、私たち看護師の腰も守るためでもあります」と切り出した。

肥満体型の人が病気になって自分で動けなくなり、寝返りを打つこともできなくなった際、看護師が寝返りさせてあげなくてはならないのだが、これがかなりの重労働だという。100kgを超える患者に対しては複数のスタッフで対応することも余儀なくされ、その結果、看護師たちが「腰痛」や「ギックリ腰」、さらには「椎間板ヘルニア」などを発症させてしまうらしい。

「これでは病人が増えるだけです。炎上覚悟で言いますが、はっきり言ってこれは【テロ】です。何人もの看護師や介護士が腰を痛めていきます。私たちにもこの先の人生があります。病気で体重増加された方は仕方ないかもしれませんが、暴飲暴食など自己管理の甘さが原因での肥満の方は、自分の力で動けなくなったときのことをもう少し考えてほしいです」とSKY BLUEさんは訴えている。

肥満の患者に「はっきり言ってテロです」 現役看護師が“炎上覚悟”で伝えた切実なお願いとは_1
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こちらのポストに対して、医療従事者と思われる人々から多くの共感の声があがっている。一方で、患者という立場でしか病院に関わることがない多くの人からは反省の声も寄せられ、意識を高める効果をもたらした。

そこでSKY BLUEさんに、患者に寝返りさせるという一見するとなんてことなく思える行為がいかに大変なのか、また寝返りがどれほど重要なのか、さらに詳しく聞いてみた。