喫煙者は「タバコ休憩」ばかりでズルイ

ニオイに関するクレームが多くを占めるなか、こんな意見も。

「業務時間中に何度もタバコ休憩に行く人はずるいと思いますね。にもかかわらず、定時で帰ってるのを見ると『なんだかなー』って。それなら非喫煙者にも同じだけ休憩がほしい」(30代男性・IT関係)

「『業務時間中は我慢しろよ』って思います。オフィスの1階にある喫煙ルームはけっこう遠いし、そこに行くまでの時間だって給料が発生してるわけじゃないですか。だったら非喫煙者に“禁煙手当”をつけてほしい」(20代女性・保険事務)

屋外喫煙所に集まる愛煙家たち(撮影/集英社オンライン)
屋外喫煙所に集まる愛煙家たち(撮影/集英社オンライン)

「最近は業務時間内に何度もタバコを吸いにいくのは止めましょうと総務部が呼びかけたりしてますね」(50代男性・保険営業)

このような辛辣な意見に対して愛煙家のサラリーマンたちはなにを思うのか。

「いまだに紙タバコを吸ってるけど、やっぱり肩身は狭いよ。家じゃカミさんと子どもにも『臭いからこっち来るな』って怒られるし、職場でも喫煙所から戻ったら事務の女の子にムッとされたこともある。こういう時代だから喫煙者は会社全体の2割くらいじゃないかな。

まわりに迷惑かけてる自覚はあるけど喫煙歴は30年近くで、大事な商談前とかストレスが溜まったときは何度もタバコに助けられてきたから、今さらやめるのはなかなか……」(50代男性・営業)

紙タバコ派の男性(撮影/集英社オンライン)
紙タバコ派の男性(撮影/集英社オンライン)

「紙巻タバコの風当たりは強いですね。先日も女性の上司に面と向かって『タバコ臭いんだよ!』と怒られましたし……。

社内では“禁煙外来”が推奨されていて、禁煙成功で金一封がもらえるんです。同僚はそれで5000円もらってましたけど、結局、今はコソコソ吸ってますね(笑)」(30代男性・インフラ関係)