WEST.のライブが仕事の軸

WEST.重岡大毅が共感した「芝居は殺し合い」の真意。30歳までに成し遂げることの大切さを教えてくれた大先輩俳優の存在_6
©️2024映画「ある閉ざされた雪の山荘で」製作委員会 ©️東野圭吾/講談社
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──俳優のお仕事が順調ですが、WEST.としてのアイドル活動もありますよね。重岡さんの中ではどういうバランスでお仕事しているのでしょうか?

WEST.のときは音楽、単独の仕事は俳優というように切り替えていますが、僕の軸となっているのはWEST.のライブです。今はバランスよく仕事ができていると感じています。

芝居の仕事で大変だったり、失敗したりすることもあるんです。そんなときにWEST.のライブがあれば思い切り発散できます。逆にライブをやったあとに俳優の仕事に入ると、気持ちがパッと切り替わって集中して臨むことができる。そうやってバランスをとりながら、両方がんばっています。

──30代でやり遂げたいことはありますか?

中井貴一さんに「30代は40代を目指して何か行動を起こしていくといいよ」というアドバイスをいただきました。やはり、アドバイスをくれる方が尊敬する大先輩だと説得力がありますね。

さっきもお話ししたWEST.のライブを自分の仕事の軸として、やりたいことはたくさんあります。20代は全力でがんばってきたと思うので、30代もそう思えるように、いい人生を送りたいですね。


取材・文/斎藤香 ヘアメイク/井上ゆか スタイリスト/内田あゆみ(creative GUILD)

重岡大毅(しげおか・だいき)
1992年、8月26日生まれ。兵庫県出身。
2008年にドラマで俳優デビュー。2014年ドラマ『SHARK~2nd Season〜』(日本テレビ)で連続ドラマ初主演。ドラマ『ごめんね青春』(2014/TBS)『#家族募集します』(2021/TBS)、映画『溺れるナイフ』(2016)『殿、利息でござる』(2016)など話題作に多数出演。近作は映画『禁じられた遊び』(2023)、ドラマ『それってパクリじゃないですか?』(2023/日本テレビ)『単身花日』(2023/テレビ朝日)など。

『ある閉ざされた雪の山荘で』上映時間:1時間49分/日本

WEST.重岡大毅が共感した「芝居は殺し合い」の真意。30歳までに成し遂げることの大切さを教えてくれた大先輩俳優の存在_7


劇団「水滸」の主宰者からオーディションの招待状を受け取った7人の俳優たち。劇団のトップ俳優・本多雄一(間宮祥太朗)、公演直前に役を失った中西貴子(中条あやみ)、クセありの個性派・田所義雄(岡山天音)、お嬢様女優・元村由梨江(西野七瀬)、ワガママ女優・笠原温子(堀田真由)、劇団のリーダー・雨宮恭介(戸塚純貴)そして、劇団に所属していないにも関わらず最終選考に残った久我和幸(重岡大毅)。謎めいたオーディションはスタートしたが、翌日、俳優のひとりが姿を消してしまう……。

1月12日(金)全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト:https://happinet-phantom.com/tozayuki/
©️2024映画「ある閉ざされた雪の山荘で」製作委員会 ©️東野圭吾/講談社