頻繁に家族で出かけていた普通の若いファミリーだった

昨年2月4日23時25分ごろ、救急に永沼容疑者から「息子が息をしていない」と通報があり、心肺停止状態の3歳の長男、清水奏良(そら)くんを緊急搬送するも、搬送先の病院で死亡が確認された。司法解剖の結果、奏良くんは吐いたものを飲みこみ、窒息死した可能性があるとみている。

奏良くんの遺体には目立った外傷がなく、栄養状態も問題なかったとしている。

事件当時、夫は不在で永沼容疑者と奏良くんの2人きりだった。永沼容疑者は掛け布団などで奏良くんを筒状に巻いて拘束。十数分後、隣室にいた永沼容疑者は泣き声が聞こえないことに気づき、119番通報した。

「捜査関係者によると、9月28日に傷害致死の疑いで逮捕された永沼容疑者は『子供が泣き叫ぶのを防ぐため、しつけのために布団を巻き付けた』と容疑を認めており、『言うことを聞かないときは、以前から布団を巻いていた』と常習性があったとみられる供述もしているようです」(全国紙社会部記者)

我孫子警察署(撮影/集英社オンライン)
我孫子警察署(撮影/集英社オンライン)
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奏良くんの死亡後、夫とも離婚した永沼容疑者。最悪の結末を迎えた一家だが、この場所に引っ越してきた当初は問題のある家庭ではなかったようだ。アパートの近隣に住む70代の女性はこう話す。

「アパートに家族が引っ越してきたのは、奏良くんがまだ赤ちゃんのころだったから、今から2、3年前くらいかな。お母さんは黒髪っぽいセミロングで素朴で、お父さんも真面目っぽい雰囲気。家族3人で出かける姿もしょっちゅう見ていたし、本当にふつうの若いファミリーという感じでした。まさか虐待や暴力をするような人には見えませんでした……」