襲撃事件を受けて自民の追い風となるか

そうしたなかで起きた今回の爆発事件。

「『岸田さんが襲われたから自民党に入れよう』という人がたくさんいるとは思えない。実直に選挙戦を頑張るのが第一だ」という自民党関係者の冷静な受け止めが多い一方で、「岸田首相が襲われたことに同情票が集まり、補選の情勢にも変化が出るのではないか」と期待する声も出ている。
現にANNの世論調査で岸田内閣の支持率が3月から10.2ポイントアップの45.3%となっており、追い風に変わったという見方もできる。

〈爆発事件後も遊説続行〉焦る岸田首相「周囲が止めても握手やグータッチ」「高揚感から自制が効かなくなった」背景に衆参5補選“1勝4敗”なら求心力低下は必至で…_3
15日、雨が降りしきるなか応援演説を行う岸田首相(本人Facebookより)
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果たして各選挙区をどの候補が制すのか。その結果によっては岸田政権にも大きな影響を与えることとなる。
爆発事件が起きてもすぐに街頭演説を続行した判断は、暴力に屈しない政治家としての使命感からか、選挙戦で予想以上に劣勢に立たされている自民党の総裁としての危機感からか。

いずれにしても投開票は4月23日。有権者による審判が迫っている。

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取材・文/宮原健太
集英社オンライン編集部ニュース班