子どもに着させる服は大人のものと
一緒に洗いたくなくて洗濯機も消毒
――「子どもに食べさせるものにはこだわってる」と言っていましたが、どのような部分ですか?
健康面を考えて、マーガリンや砂糖、小麦はあまり食べさせないですね。完璧に…というのは難しいので、週末だけはOKにしたり、保育園の給食もみんなと同じものを食べていますが、家では積極的には食べさせていないです。あと、添加物が入っているものは、できるだけ与えないようにしています。
SDN引退後、食品の会社に勤めてた時に勉強会に行ったり、中国の工場を視察に行ったりして、食品や添加物についていろいろ学んだんですよ。それで、アレルギーとの関連性とか考えると、子どもには与えたくないなって思って。
――となると、食事づくりが大変ですね。
食事自体は、いつも15分で2~3品、パパっと作っちゃうんですが、食材選びが大変。野菜メインの食生活を心掛けていて、子どもに食べさせる野菜は、オーガニックを使ってます。大人もそうしたいところだけど、オーガニック野菜は高いから、さすがに全員分は難しくて。別の食材を使って大人用と子ども用、2種類の食事を作っているので、やっぱり手間はかかりますよ。
――以前から、添加物やオーガニックにこだわっていたんですか?
いえ、こんなに神経質になったのは子どもが生まれてからです。特に一人目の子の時は、衛生面にもすごく神経質になっていて。子どもに着せる服は大人のものと一緒に洗いたくなくて、わざわざ別々に洗っていたり。しかも、子ども服を洗う前は、必ず洗濯槽を消毒したりして。
子どもが食べるものに水道水を使うのも抵抗があって、お米を炊く時もミネラルウォーターを使ったり。しかも、普通のミネラルウォーターじゃなくて子ども向けの軟水があって、それじゃないと駄目って思いこんでいたんですよ。もちろん手間がかかるから、かなりストレスになる。そうやって、自分で自分を追い詰めていたんです。
そのうちだんだんしんどくなってきて、今は、衛生面に関しては適当になりました。だって、子どもたち、外で遊んでいたら砂とかどんぐりとか、勝手に口に入れてたりするから。私がどんなに衛生面に気をつけたって、意味ないじゃんって(笑)。