小林礼奈といえば、2021年に人気ラーメン店に子連れで訪れた際、「まだ食べているのに退店を客から促された」と綴ったブログが大炎上。
だが、その前からアルバイトしていた養豚場での「豚の交尾写真」を自身のツイッターアカウントの壁紙に設定したり、バラエティ番組では「夫との“夜の生活”」を赤裸々に語ったりと“炎上”を繰り返してきた。
“令和の炎上クイーン”の異名を持つ小林は、現在、愛娘とともに故郷の新潟県長岡市でUターン移住生活を行っている。
「集英社オンライン」ニュース班は、昨年5月から新潟県長岡市でシングルマザーとして暮らす小林に1日密着。彼女の「いま」を徹底ルポした。
取材班が小林の住む新潟県を訪れたのは2022年12月19日のこと。長岡市は前日からの雪で記録的な積雪となり、在来線は全て運休。駅をでると一面が銀世界で、駅前にはタクシーを待つ人々が30メートル以上の長い列を作っていた。
街中では積雪で車が立ち往生し、地元住民さえ「12月のこの時期にここまで降ったことはない」と驚くほどの豪雪だった。
小林が愛娘(6歳)と暮らすのは駅からほど近いファミリータイプのマンション。ひと月の家賃はおよそ10万円弱だが、都心なら40万円はするほどの広さがある。腰の高さまでの雪が積もる道を歩き、小林の住むマンションに到着した。インターホンを押すと本人が出迎えてくれた。
小林はつやつやのロングヘア―に薄化粧を施した姿。吹雪とうってかわって、暖房のよく効いた部屋にはいると、玄関の脇には巨大な鏡が備え付けられ、部屋の入口には赤ちゃんのころの娘の写真がたくさん飾られている。
子ども部屋はピンクのシーツがかけられたベッドにおもちゃのようなシャンデリア、ふわふわのぬいぐるみといった女のコが好きな「カワイイ」であふれていた。
時刻はお昼時。小林は部屋の案内をひと通り終えると、「召し上がってください」と記者たちに用意していたサンドイッチを差し出し、丁寧に茶葉から紅茶を入れてくれた。予想していた「炎上クイーン」の表情とは少し様相が違う……。
昼食をごちそうになった後、2時間にわたるインタビュー取材をおこなった。
小林のインタビューの内容は「流れ星☆たきうえ元妻・小林礼奈に『アナタはなぜ嫌われると思いますか?』と直撃!『私にも理由があるんでしょうね。でも……』。アンチ・イジメ・婚活…炎上クイーンの本音」をご覧ください
14時、インタビューを終えると小林は家事のために席を立つ。
まずは食器洗いだ。キッチンを拝見するとシンクはきれいに片づけられ、さまざまな調味料が並び、水出しのお茶が入れられた透明ポットが置かれている。鍋やフライ返しなどのキッチン用品は手に取りやすいように整然と並べられ、日ごろから家事をこなしていることがよくわかる。