藤田ニコル、SHELLYも
この他、モデルの藤田ニコルはセルフプレジャーを“ご自愛”と名づけ、SNSやテレビなどでも「AV見てる」「それでご自愛してる」「むしろ隠す方がおかしい」と、清々しすぎるカミングアウト。
また、タレントのSHELLYは自身のYouTubeチャンネルでセルフプレジャーの効能を大真面目に解説するなど、かつての“タブー感”も今は昔。それどころか、女性タレントとしてセルフプレジャーをカミングアウトしたりフェムテックを推奨することが「カッコよくて素敵!」とイメージアップにも繋がる時代になってきたと言える。
前出の三松氏が言う。
「もちろん誰もがどんな場所でも性の話をあけすけに話せるようになればいいと言ってるわけではありません。先に述べたような女性芸能人たちが性の話をポジティブに発信してくれることで”女性の性は秘めるべきこと”という固定概念が崩れ、性を楽しみ、女性であることを楽しむ方が増えていくことに期待したいですね。なにより性にまつわる行為やセルフプレジャーは人生の喜びや豊かさ以外の何物でもないのですから」
世の女性の誰しもが「私の人生を豊かにできるのは、私だ」と胸を張って言える世の中にしていくためにも、水原をアンバサダーに起用したこれからのirohaにも期待したい。
取材・文/河合桃子 撮影/井上たろう