藤田ニコル、SHELLYも

この他、モデルの藤田ニコルはセルフプレジャーを“ご自愛”と名づけ、SNSやテレビなどでも「AV見てる」「それでご自愛してる」「むしろ隠す方がおかしい」と、清々しすぎるカミングアウト。

また、タレントのSHELLYは自身のYouTubeチャンネルでセルフプレジャーの効能を大真面目に解説するなど、かつての“タブー感”も今は昔。それどころか、女性タレントとしてセルフプレジャーをカミングアウトしたりフェムテックを推奨することが「カッコよくて素敵!」とイメージアップにも繋がる時代になってきたと言える。

前出の三松氏が言う。

「もちろん誰もがどんな場所でも性の話をあけすけに話せるようになればいいと言ってるわけではありません。先に述べたような女性芸能人たちが性の話をポジティブに発信してくれることで”女性の性は秘めるべきこと”という固定概念が崩れ、性を楽しみ、女性であることを楽しむ方が増えていくことに期待したいですね。なにより性にまつわる行為やセルフプレジャーは人生の喜びや豊かさ以外の何物でもないのですから」

水原希子がiroha10周年記念会見で「10年前からファンでした」と告白。熊田曜子、藤田ニコルら女性芸能人も続々「カミングアウト」の理由_7
今年1月に発売された高性能バイブレーター「iroha mai」。新しい技術で可能となった音波刺激で奥にまで深い振動が届くという

世の女性の誰しもが「私の人生を豊かにできるのは、私だ」と胸を張って言える世の中にしていくためにも、水原をアンバサダーに起用したこれからのirohaにも期待したい。

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3月3日の読売新聞朝刊に掲載された広告。セルフプレジャーアイテムの広告が同紙に掲載されるのは初
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取材・文/河合桃子 撮影/井上たろう