性教育先進国スウェーデンが誇るフェムテックブランド
2021年に流行語大賞にノミネートされるなど、日本国内でもすっかりおなじみとなったワード、「フェムテック」。一過性の“ムーブメント”になってしまいそうな懸念もあったが、今となってはすっかり定着しつつあるのではないだろうか。
女性の社会進出が当たり前となって数十年経つとはいえ、未だ日本は社会における女性の生きづらさがたびたび話題にあがり、性教育が他国より遅れをとっていることなどが指摘されている。
一方で、欧米諸国、特に北欧は早い時代から女性の生理が本人の体および日常生活の負担となることが認知され、こうした負担を軽減するための取り組みに積極的であることはよく知られている。
そんな中、先端を走り続けるスウェーデンのフェムテックブランドがある。
「INTIMINA(インティミナ)」は、月経から更年期まで、人生のあらゆる段階で起こる女性特有の健康問題を解決する製品と情報を届けることに注力。年齢や場所に関係なく、女性が自分の体のための正しい知識や情報、快適に生活するために必要な製品にリーチしやすい社会を目指している。
テーマは「ウェルビーイングとサステナヴィリティ」。2000年代以降のノーマルマインドに徹底して寄り添う。産科医、婦人科医、助産師、看護師などの医療専門家らと組みプロフェッショナルチームを作ることで、生殖医療や骨盤底筋などにおける様々な分野のアドバイスとサポートを元にブランドが作られている。
そのINTIMINAでは世界に先だって月経カップ(経血カップ)を製造販売し、その後ディスクタイプと呼ばれる膣内挿入型の生理用品「Ziggy Cup™ 2」を発売。この月経ディスク「Ziggy Cup™ 2」は、日本には今夏、初上陸したばかりだ。