日本初上陸! 膣活界の「黒船」
記者が向かったのは、日本の美容トレンドの発信地・名古屋にある「咲江レディスクリニック」。今年で開業21年目を迎え、全国から様々な年代の患者が訪れる人気のクリニックだ。
今回、体験するのはまったく痛みを伴わない膣の最新施術「フェムフロー」。全世界25か国以上のクリニックで採用されており、「加齢による膣内の乾燥感や痒みなどの改善」「黒ずみやハリ感のなさの改善」などに加え、カンジタ症や尿道炎に対しても効果があるのだという。
これまでに記者は、器具を挿入する「ウルトラヴェラ」や「ヨニハイフ」、レーザー治療の「モナリザタッチ」などを経験してきたが、膣に若干の痛みや熱を感じる人もいるこれらの施術と違って、「フェムフロー」は痛みも術後の行動制限も一切ないというスグレモノ。
早速、「咲江レディスクリニック」の丹羽咲江院長に施術をしていただいた。
――先生、この「フェムフロー」は具体的にどんな施術内容なのでしょうか?
まず外陰部の表面に欧州で国際特許が取得された2種類の特別なヒアルロン酸を噴射します。使用するのは、こんなタイプの噴射機です。では吹きかけますね~。
――(外陰部に噴射されながら)なるほど、けっこう、冷やっとしますね〜! このヒアルロン酸は外陰部にどのような効果があるのでしょう?
ヒアルロン酸には高い保湿力があるので、外陰部のハリや柔軟性を回復させ、膣壁の厚みと潤いを高めてくれます。ご自身でよく観察されている方ならわかると思いますが、加齢により外陰部はふっくら感がなくなってゲッソリやせ細るんです。その弛んだ感じが改善されると思います。