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「切り落とした右腕はすぐに焼却処分された。骨だけもらってペンダントにでもしたかったけど、そのときたまたま『グッド・ドクター 名医の条件』というドラマで足を切断するシーンがあって。それがやたらリアルでグロかったからやめました(笑)。まぁ、今さら右腕にこだわっても仕方ないですしね」
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しばらく現地で野球観戦していない佐野さんだが「ドジャースタジアムで大谷を生で見てみたい。週3回、人工透析をしなくちゃいけないから、海外に行くハードルは非常に高いんですけどね」
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親交が深かった野茂英雄氏と一緒にトレーニングする近鉄時代の佐野さん。野茂氏はトミージョン手術や渡米の際にいろいろと佐野さんをサポートしてくれたという。しかし、2018年に野茂氏との金銭トラブル報道。「決まっていた仕事がすべて吹っ飛びました」(写真/共同通信社)
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始球式のマウンドに立つ佐野さん(写真/本人ブログより)
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出版した自著『右腕を失った野球人』には野茂氏や別れた家族への思いも綴られている。「本当は書くつもりはなかったんです。でも次、大きな病気をしたら体が耐えられるかわからない。そうなったとき、野茂や家族に何も伝えないまま…というのはイヤだったから」
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「どんな境遇になろうと野球人でい続けたい」
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