職場で起きる「ザイアンス効果」

職場で嫌われる人が無意識にやっている4つのヤバい言動を好印象に変えるカンタン習慣_2

嫌われる人が無意識でやっているヤバい言動 1つ目は、「雑談を避けてしまうこと」です。

雑談は、人と人とを繋げるコミュニケーションの1です。もちろん、職場や取引先ですると仕事の妨げになることもありますが、「雑談なんてただの無駄話だから」「相手の迷惑になってしまうかも」「雑談なんて必要ない」と思って極端に避けてしまう人がいます。

これは、とてももったいないことなんですよ。

なぜかと言うと雑談は有効なコミュニケーション手段だからです。雑談をすることで心理学の「ザイアンス効果」というのがもたらされます。「ザイアンス効果」とは、ある相手と何度も会うことを続けると、自然とその人に好意を持つ現象のことを言います。

職場でいうなら、同僚とは毎日のように会うことになるので、「ザイアンス効果があるのでは?」と思うと思います。

しかし、雑談をしない同僚とザイアンス効果を得られることはありません。考えてもみてください。毎日出勤する時に乗る電車の中で、いつも会う人がいるとします。その人と会話をすることはないですよね。

話をすることがなければ、どんな性格でどんなプライベートを送っている人なのかまったくわかりません。そんな相手のことを好きにはなれないと思います。雑談とは、ほとんどがプライベートな話をすることです。

プライベートの話をすると、相手に自己開示することになります。そうすると、きっと相手も自己開示をしてくれるはずです。自分から自己開示して相手もお返ししてくれるようになることを、「返報性の原理」といいます。