「京華の父の巻」(ジャンプ・コミックス第197巻収録)

今回は、大学教授にしてサーファーの有栖川慧二郎(ありすがわ・けいじろう)が初登場するお話をお届けする。

この男、高名な大学教授だが、ジョニーと名乗ってサーフィンに明け暮れる遊び人でもある。講演や著書でたんまりと稼いだお金で、1年の半分は遊んで暮らしていることが「夏の旅行の巻」(ジャンプ・コミックス第198巻収録)で判明。仕事と趣味の両方を充実させている、なんとも理想的な二重生活者なのだ。

「夏の旅行の巻」より。両さんも思わずうらやむ? 理想的な人生設計!
「夏の旅行の巻」より。両さんも思わずうらやむ? 理想的な人生設計!

なお、本作登場以降、両さんとは意気投合し、たびたび一緒にサーフィンに興じている仲に。

ちなみに、彼の娘の京華は、ヤクザの組長を夫に持ち、組員たちからは姐さんと慕われる女丈夫。夫の頼みで警察官となり新葛飾署に配属され、警察の内部情報を探るスパイ行為を行っている。

要は、父娘そろって二重生活を送っていることになるわけだ。

「スパイ大作戦の巻」(ジャンプ・コミックス第195巻収録)より。これが娘の本性、というか正体だ
「スパイ大作戦の巻」(ジャンプ・コミックス第195巻収録)より。これが娘の本性、というか正体だ

それでは次のページから、人生を謳歌しまくるイケオジサーファーが登場するお話をお楽しみください!!