結成2年目の超若手・人間横丁のロケに期待

『ゴッドタン』(テレビ東京系)の名物企画「この若手知ってんのか!?」の「こいつは天才だ!部門」において1位を獲得。すでに同業者の評価は抜群の人間横丁は、まだ結成2年目の超若手男女コンビだ。

ほんわかした空気を纏う2人が繰り出す「誰も傷つけないお笑い」の進化盤「誰も傷つけないし見る人が幸せな気持ちになるお笑い」は、日々疲れを感じている令和の現代人にぴったりだと思う。

裏表のないほんわかした性格で、どんなときでも自分たちのペースに周りを巻き込んでいくのも彼らの魅力。1秒でも早く2人のロケが見たい。

業界人にファンが多い永田敬介

今回紹介した中では、おそらくダントツで知名度が低いであろう永田さん。

かつてはスパナペンチというコンビで活動し、2013年の「THE MANZAI」で認定漫才師となるなど調子がよかったものの解散。不遇の芸人生活を送りつつ、その不遇さを直接ネタに反映させた人間味丸出しの漫談を武器に、徐々にライブシーンで再び頭角を現してきた。

ただ、そのあまりにも鬱々としたネタはお世辞にも“賞レース向き”とは言えず、かと言って“テレビ向き”とも言えないのだが、この逸材が埋もれたままなのはお笑い界の損失だと思い、ここに名前を記させてもらった。

人気放送作家の飯塚大悟さんや『激レアさんを連れてきた。』などを手掛けるテレビ朝日の舟橋ディレクターなど、お笑い好き業界人に永田さんのファンが多く、みんなで「永田敬介をどうにかしよう」というムーブメントが水面化で起こりつつある。永田さんだけは「ツギくる」ではなく、「ツギきてほしい、ねぇお願い」芸人であるし、そのために僕にできることが何かないかと探る日々だ。

正直なところ、この時代、テレビに出なくてもYouTubeやライブなどさまざまなやり方で「食べていける」芸人は増えているし、テレビに重きを置かない芸人も確かにいる。

しかし、いまだに「テレビで活躍する」ことを目標としている芸人もたくさんいるのは事実。そんな芸人が1人でも陽の目を浴びたらいいなと思っているし、今はTVerを始めとする見逃し配信サービスのおかげで、キー局だけでなく地方の番組も容易に視聴できるので、その点においても芸人がテレビ番組で活躍するのを見られる機会は増えている。

ただ、ひと昔前に比べて「テレビで活躍する芸人」は確実に増えている一方で、賞レース以外に「テレビが発掘した芸人」は減ってきている気がするので、そういうニュースターが現れるといいなと思う。

2023年、今挙げた5組がテレビで観られることを期待しつつ、もしあまりテレビで観られなかったとしても、劇場やYouTubeに行けば絶対に観られるのでご安心を。
お笑いファンにとって令和は本当にいい時代だ。

2023年ツギ“賞レースニ”クル芸人はこちらから